第2回 勉強会
7月28日(金)、やまと塾にて第2回『ひの心を継ぐ会』勉強会を開催いたしました。
今回は『古事記』の勉強をしました。竹葉秀雄先生は『古事記』をとても大切にされており、次のような歌を詠まれています。
めでたさは 古事記に志(こころ) 立てること
これにまされる めでたさはなし
『古事記』は日本精神の淵源であり、ここに志を立てることが一番「めでたい」ことであると竹葉先生は考えられていました。毎年、読書初めの日には『古事記』の勉強をし、感慨深い一年の始めであったと諸先輩方から伺っております。
そして、今回はその序論として本居宣長先生の『直毘霊』を輪読しました。『直毘霊』は宣長先生著『古事記伝』に挿入されているもので、唐心(外国の思想)を祓い、日本の純なる精神を説いたものです。
『直毘霊』を影山正治先生の解説を参考にして、理解を深めました。
以下、感想を掲載いたします。
・日本人としての生き方、またはその原点である『古事記』を勉強することの大切さを学び、とても勉強になりました。如何に自分たちの生活の中から、純日本精神が失われているのかがよく分かり、学問に励んで日本精神を伝えられる伝道者になりたいと思いました。
・日本精神の扶植こそが、維新の原動力であることを改めて理解しました。有志で切磋琢磨し、これからも自らの身を修めていきたいと思います。