ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第7回 勉強会

10月13日、やまと塾にて第7回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。

最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。
竹葉秀雄先生の生まれ故郷、三間のご出身の方がいらっしゃいましたので、竹葉秀雄先生が作詞された『三間中学校校歌』を歌っていただきました。三間の地を彷彿させる清々しい校歌で、現在も歌われています。竹葉先生の御心が、言霊となって三間の地に鳴り響く素晴らしさを、改めて感じました。
その後、近藤美佐子先生の書かれたご文章『師竹葉秀雄先生』を前回の続きから輪読し、読み深めて行きました。
最後に感想や意見交換を行い、有意義な時間となりました。

以下、感想を掲載いたします。

・竹葉先生の授業終了後、子どもたちが竹葉先生のところに集まって来た、という話で、私も竹葉先生のもとで学びたいという気持ちになりました。竹葉先生の通学日誌は「読む者の生命に力を与える」とあり、是非読んでみたいと思いました。(40代男性)

・子どもの目にも竹葉先生の真剣な求道の姿が焼き付いているのを感じました。竹葉先生のように、己の身を修めることに常にはげみ、人を大事にできる温かい人になりたいです。
(20代女性)

・竹葉先生の「通学日誌」が存在するということを知りました。三間にあるようなので、研究したいと思います。(20代男性)

・今日学んだ師竹葉秀雄先生(五)(六)は平成十三年二月と三月発行のものであったので、子供が上が三、四歳で、下が生まれたばかりの頃を懐かしく思い出させていただきました。(40代男性)

・先生をしたう心。これは今はほとんどないと思う。生徒が惹きつけられる先生になるには、やはりまず自分の姿勢を変えていかなくてはならない。そして学問に対する姿勢も明らかにしなければならない。教師になりたいという人に是非とも読んで欲しい。(20代男性)

・学校の先生をされていた頃の竹葉先生のお話を読んでいると、ほんの数日前までしていた自分の教員生活が思い出された。飽くなき探求を続けておられた竹葉先生、外では日教組と戦いつつ赤ん坊のような柔らかな心で接する竹葉先生。先生とはかくあるべきだと思った。ふり返ってみると、もっとできることがあったのではないか、もっとこうしておけば…など思うことはあるが、今は授かった子どもを育てるために産休に入っている。いただいた新たな使命を全うできるよう、日々学びを深めていきたいと思う。(20代女性)

・竹葉秀雄先生は修身の授業のとき雨が降っている中、子どもたちと裸になって運動場を歓声をあげてかけ回った。私はこんな先生に出会いたい。竹葉先生は教えようとか導こうということ以前に自身が人生の問題に真剣に取り組み、必死になって道を求めていた。生命的で生き生きとした生き方が人を変えていき、生命の輝きを取り戻すのだと思う。(20代女性)

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