第10回 勉強会
11月24日、やまと塾にて第10回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、影山正治先生著『古事記要講』を参考にして「黄泉国からの夜見返り」の段を勉強しました。
最後に感想や意見交換を行い、有意義な時間となりました。
以下、感想を掲載いたします。
・今日は捨てるということの意義と難しさを考えさせられる会となりました。捨てるべきものは人によって異なり、それは自分自身にしか分かりません。自己の人生を猛省せねばなりません。(20代・男性)
・男女の在り方が古事記には記されていた。黄泉国の段のところを勉強したが修理固成という使命を忘却して伊邪那美命のいる黄泉国に伊邪那岐命が行った。一度黄泉国へ行ってしまうと帰ってくるのが大変である。自分のもっているものを捨てる必要がある。(10代・女性)
・初めて参加して、難しさもあって頭に入りきってないですが、「捨てる」ことの大切さが良く分かりました。(40代・男性)
・伊邪那岐命と伊邪那美命の夜見返りのところを学び、自らが新生する時にすべてを捨てるという考え方に改めて感動しました。黄泉国で壊されたからこそ、本当に壊れない大切なものが光輝くのだと思いました。(20代・男性)
・使命を忘れて不幸に落ちたところから蘇ることの大変さを学びました。現在の私たちも、黒御鬘や湯津津間櫛のような飾りを自ら捨て、夜見返らなければならないのではないかと感じました。(40代・男性)