ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第46回 勉強会 大学

6月4日に松山市にて第46回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、『農士道』を読み進めました。
以下、参加者の感想を掲載いたします。

・農士道の講座に参加しました。今回は老農的態度について学びました。
学びと実践を突き詰めてゆけば、その道で一流の人となるかもしれません。しかし、一たび自分の想像を超えた問題が発生すると対応しきれない可能性があります。そこを更に一層洗練させてゆくと、円熟し、老成した状態になれると知りました。
私の場合、政治家を志している段階ですので「一流」の議論にもまだまだ及ばない状態であります。講義中に申し上げた通り、全ての日本人を幸せにするという信念に従いながら、学びと実践を繰り返さねばならないと思いました。

・郭槖駝(かくたくだ)という植木屋の木がよく茂る理由が、「木の天に順って其の性を発揮する」だけで、後は動かすことも気遣うことも要らぬというエピソードが印象に残った。
私たちも、日本人、或いは人間の性に順うことで「よく茂る」わけであるが、訳の分からない法律等に縛られて、どんどん自らの茂りを抑制しているように感じる。

・経験と体験を積み重ねて行くことによってでしか辿りつけない世界。農業に於いてその世界に辿りつけるよう、日々を積み重ねて行くしかないと思いました。

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