第12回 勉強会
12月15日、やまと塾にて第12回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、古事記の序文を学びました。古事記の本文は「やまとことば」で書かれたものですが、序文は美しくも厳格な漢文で書かれています。今回も影山正治先生の注釈を参考にして読み進めました。
以下、感想を掲載いたします。
・本日は古事記の序文を勉強しました。見事な漢文で書かれた序文は美しいものですが、古来唐心のものとして重大視されておりませんでしたが、本日の学びでより深い意味を知りました。純なる日本精神を古から受け継ぎ、語り継ぐことの容易ならざることを感じました。(20代・男性)
・「温故知新」にとどまらず、「稽古照今」を心にとめて、日々新たに命を輝かせることこそ、本当に古を慕うことだと思った。(20代・女性)
・稽古照今という言葉は温故知新に似ているが、それよりもさらに積極的、創造的・生命的で復古維新していこうとする力強さが感じられる。惟神の道に従って今を生きることが大切だと思う。(10代・女性)
・古事記序文を拝読し、古事記の作られた深い意味を知るとともに、その背景になった壬申の変の深刻さを改めて思いました。壬申の変に思いを致すことは、明治維新後の神風連や西南の役を理解する鍵になると思います。(20代・男性)