ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第20回・21回 勉強会

【第20回勉強会】

5月8日、松山市にて第20回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、影山正治先生著『古事記要講』を参考にして「天孫の降臨の段」を勉強しました。ひの心を継ぐ会 第20回 勉強会 古事記を読む最後に感想や意見交換を行い、有意義な時間となりました。
以下、参加者の感想を掲載いたします。

・天照大御神により、しらせ、さきくませと命ぜられた邇邇藝命の天孫降臨があってこそ日本精神の種が蒔かれているような気がした。唯物主義や矛盾が蔓延する現代に生きる私たちは、そのことを思い出して何時か芽を出せるように努力しなければならないと思った。

【第21回勉強会】

5月22日、松山市にて第21回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、竹葉秀雄先生著『土居清良』を読み進めました。今回は「松浦宗案との会合」「清良起つ」の段まで学びました。『土居清良』は竹葉秀雄先生が若き日に書かれた名著です。戦国時代という秩序乱れる世に毅然として立ち向かわれた清良公とその一族に一読感激せざるなしです。人倫の乱れ、教育の乱れなど、総じて社会の乱れ甚だしき今日にこそ、読まれるべき書であります。
以下、参加者の感想を掲載いたします。

・今夜は松浦宗案について又、清良起つについて学びました。これまで現代の松浦宗案公は松浦郁郎先生だと思って来ましたが、これからは是非、夏南くんにそうなって欲しいと思いました。

・戦国時代を言えば乱世であり、民の飢え苦しんだ時代を言われるが、苦難の時代であったからこそ農に勤め、一族団結し、武を練るということができ、かえって生きるということが意義深いものとなっているように感じた。現代はその逆に総合的な人生が失われ、生きるということが空疎なものとなってしまっている。今の時代に意識的に戦国時代のような総合的な人生を取り戻していきたい。

・清良公の人情あふれる人柄と神のごとき智謀を備えた英雄像が竹葉先生の御文章からひしひしと伝わってきました。

ひの心を継ぐ会 第21回 勉強会 土居清良を読む

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