ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第26回 勉強会 農士道を読む

【第26回勉強会】

8月22日、松山市にて第26回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、菅原兵治先生著『農士道』を読み進めました。ひの心を継ぐ会 勉強会 農士道2
以下、参加者の感想を掲載いたします。

・今日は文質の関係について詳しく学んだ。文に偏するか、質に過ぎることが多い世の中で農を本として文武に精通することが正しい人格を作る上で重要であると思った。


ひの心を継ぐ会 勉強会 農士道2・「文」と「質」という観点から学んだが、これは農業に対する言及ではなくて、人としての生き方や国の有り方の話を聞いているようでありました。又、古事記を持っていることのすごさを思い、もう一度、日本は古事記について教育の基本にせねばと思いました。

・「農の哲学的考察」ということで、農業の効率や作物の品質を高めるための勉強ではなく、農業の目的について学んでいきます。立派な経営理念を掲げてはいるけれども、実際は、いかにコストを下げ、売れる商品を作るかということが目的になっている企業は少なくないはず。真の目的に向かって歩んでいけるということは、大儲けするより幸せなことではないかと個人的には思いました。

・日本の生活基盤としてあった「農」の本質を見つめ直す良い機会となった。神様に直接つかえる農・家業としての農・故郷の土地を守っていく農。そういった意義をしっかり学んでいくことも現代の農業には必要であると思った。
ひの心を継ぐ会 勉強会 農士道2

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