第27回 勉強会 土居清良を読む
【第27回勉強会】
8月28日、松山市にて第27回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、竹葉秀雄先生著『土居清良』を読み進めました。
今回は「道後加勢」「伊勢・京都参拝」「一条の恩に報ゆ」「民と俱に飢えん」「王道蕩々」の段を学びました。『土居清良』は竹葉秀雄先生が若き日に書かれた名著です。戦国時代という秩序乱れる世に毅然として立ち向かわれた清良公とその一族に一読感激せざるなしです。人倫の乱れ、教育の乱れなど、総じて社会の乱れ甚だしき今日にこそ、読まれるべき書であります。以下、参加者の感想を掲載いたします。
・民を想う土居清良と、それに応える領民との関係に「大和世界」を見ることができました。現在の日本も戦国時代のように荒れ果てているように感じる中、竹葉秀雄先生の「浮脂くらげなす世に国固め天の瓊矛執り起つは誰ぞ」という歌を思い出し、修理固成を為す一員になることが自分の使命なのかもしれないと、ふと思いつきました。