ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第32回 勉強会 農士道を読む

【第32回勉強会】

11月13日、松山市にて第32回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、菅原兵治先生著『農士道』を読み進めました。
以下、参加者の感想を掲載いたします。

ひの心を継ぐ会勉強会 農士道5・子供の頃はお金がなくても何かしら楽しく遊んでいた様な気がします。今回は、農本生活でお金をかけずに楽しんだり、物の背景に心を見たりできるとあり、改めて「本」に帰ることや「本質」を知ることの大切さと、それに気づく重要さを学ぶことができました。

ひの心を継ぐ会勉強会 農士道5
・農的な生活は都会的暮らしと比べて外面的・表層的満足の少ないものである。その生活に真の満足を見出し得るだけの精神的素養を体得せねばならぬと思った。ましてや農が行き過ぎた資本主義経済に飲まれ、その状況をさらに厳しくして居る現今においてはなおさらである。

・今回の『農士道』は前回に引き続き物事の本末関係を「心と形」「人間と方策」という観点から学んだ。農本生活においては、形の美醜や物質的享楽を求めるよりも、農村料理や農村儀礼、農村医薬の研究など、心で農村の良さを玩味し得るだけの精神的素養が必要であり、その素養の高さに応じて農村生活にどこまで安んずることができるかが決まると思った。

ひの心を継ぐ会勉強会 農士道5

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