第33回 勉強会 大学
【第33回勉強会】
11月27日、松山市にて第33回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。
最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、『大学』を崎門学者である若林強斎先生の『大学講義』を参考に読み進めました。
以下、参加者の感想を掲載いたします。
・四書の一つ、大学を学ぶにあたっての心得を学びました。そもそも学ぶとは、何かの目的のためではなく、火が燃えるように、水が流れるように、人は学ぶことが当たり前であり、人が人たる所以にすることだということでした。この当然のことをどうするのかということが当勉強会で教わることができるということで今後が楽しみです。
・教えが素晴らしい、言葉が素晴らしい、理論が素晴らしい、いろいろあると思いますが、私が今夜一番感激したのは、三浦会長が名前を挙げて話してくれた人達の生き様をよく知っておられて、大変感銘を受けて話しておられる事が伝わって来た事でした。教えも歴史も全ては人が作るもの、そこには人の生き様があります。今夜の勉強会は今まで一番感激しました。
・今日から『大学』の勉強会が始まった。崎門学の大家若林強斎先生の講義に沿って大学を丁寧に学んでいく。古人の学問に対する純粋な姿勢には圧倒される。先ずはこの姿勢から学んでいかねばならぬと自らを省みる初回となった。
・今日から新しく『大学』が始まった。強斎先生が最初に学問の意義について深く考えるよう何度も力強く熱弁されていた。性善・明徳・本然、表現は様々にあるが、神からの分け御霊である自分の命を、純粋に、元のままにしようとせずにはいられないという純粋な動機が学問をする動機であるべきことがよく分かった。