ひの心を継ぐ会は愛媛の先哲竹葉秀雄先生の遺志を継承し発展することを目標とする有志の会です。

勉強会レポート

第48回 勉強会 農士道

【第48回勉強会】

7月9日に松山市にて第48回「ひの心を継ぐ会」勉強会を開催いたしました。

最初に「愛媛県師友会歌」を斉唱。その後、『農士道』を読み進めました。
以下、参加者の感想を掲載いたします。

農士道の講座に参加しました。
武士とは単に武家に生まれた者のことではなく、生きることの意義を常に考える人のことであると学びました。
確かに、講座の内容にありました通り、士としての志を立てた生き方として、弁護士や税理士、行政書士とさまざまな覚悟をもった生き方があります。
私が講座の中で申し上げた通り、私自身の人格をどのように形成してゆくべきなのか、私の天命とはどのようなものなのか考え始める良いきっかけとなりました。
日常生活で、自分の命をどのように使うべきなのかなんて考えることがないので、具体的なことは言えません。ただ、非常におぼろげなことが言えるならば、私の命は日本のために使おうと思います。

日本人の心を日本人が失えば日本人が居なくなる事に等しく。日本人が居なくなれば、日本国が無くなってしまうに等しい。
今やらねばならない事に、希望に、心が震える想いでした。自分は今やってる事が全て天命だと思うので、心の想うままにやって行きたいと思います。

「志を立つる」とは人生の全てを提供するくらいの覚悟が必要で、そうでないものは志の不渡り手形、立志の遊戯であり、将来人生の壁にぶつかると、実は志すら立っていなかったことに気付いたりして、命がけで非常に真剣なことだという話があった。
志を持って新たなる道を選択したつもりだが、自分には覚悟が足りないように思い、まだまだ勉強が必要なのだということが分かった。

今回は農士道の心構えについての話です。
士とは、義理を行う主体 命とは天命
天上天下唯我独尊とは全宇宙に唯一無二なるが故
それゆえに自らの命を見つめ得たときに三界孤独の淋しさを得る。
命の上に確立して前方遥かに望んで彼岸に見えるものが『志』である。 進むは『天稟』の力
我が日本民族が崇高なる人格の所有者に『みこと』の名を以てし、漢字の『命』を以てしたるは世界に誇るべき道徳的証悟である。
すごいですよね。この文章。かなり要約しましたが、内容はもちろん、その迫力、リズム、神道、仏教の含蓄、素晴らしい内容です。
特筆すべきは、道を進むは『天稟』の力。
私たちが子供に教えて伝えるべきはその子の天稟を外してはいけないと教えてくれています。
今回も勉強になりました。ありがとうございます。

来月から勉強会の形式が変わるので、最後の農士道となり、感慨深いものがありました。今回の勉強会では特に天命を知ることの重要性を学びました。神より与えられた自分にしかない使命を自覚すること、そこに孤独とともにやり甲斐が生まれることを学びました。
来月からの新しい勉強会に向けて踏み出すには最高の一節を今回読むことで、農士道の勉強会を締めくくることが出来たと思います

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